膝物語 セカンドシーズン
あけましておめでとうございました。今年もどうぞよろしくお願いします。
本日は前回の記事の続きです。
年末にほぼ全く曲がらなかった膝も、高い椅子に座っているのであれば左脚とほぼ変わらない角度に曲がるようになってきました。
でも低い椅子に座るのはつらいし、膝を押すとかなり痛いので、まだまだけが人様をさせていただきます。
受傷当日=年内最終診療日に撮ったMRIの所見を聞きに再び大学病院へ行きました。
この手の怪我を治すのは基本的に放置ゲーなので、何か処置をしてもらうというよりは、ダメージレポートの把握と今後の治療方針を確認するのが目的です。
最初に角度を変えて何枚か、膝のレントゲンを撮ってもらいました。まだあまり満足に曲げられないので、これが結構辛かったりするんです。スケスケだぜ。
そして、いざ診察。
膝の専門医だそうですが、このお医者、さっき撮ったレントゲンを一切見ないぞ...
私の先程の苦労は一体。
膝蓋骨を手で触られたり(外れそうでめっちゃ怖い)(怖がることで反復性脱臼の診断がつくぞ!)症状と経過のヒアリングの後、MRIの解説へ。
モニターに、輪切りにした私の腿が映されます。
まず意外だったのが、靭帯やら半月板やらはノーダメージだったことでした。
次に、組織は黒く水分は白く写るのですが、膝のお皿と大腿骨の一部にこの白いサムシングが認められました。
内出血か関節液かワインかの判別はつきませんが、これらは骨にダメージが生じたときに溜まるそうです。
つまり、脱臼した時に、体重がかかった状態で骨同士が直接ゴリゴリ擦れたのだろうと。
道理で、ちょうどそれが写っているところがキリキリと痛むわけです。骨を直接ゴリゴリと押されるような感覚で。
膝が曲げられないのは、奥の方で血液やら関節液やら、汁が溜まっていたり組織が炎症しているからだと思われます。
表面的の腫れが多少引いても骨が回復していないということなのでしょう。いや10日やそこらで回復したらびっくりなんですけれどもね。
骨の問題なので数ヶ月単位での話にはなりますが、しばらく安静にしていれば元の生活には戻れるとのことでした。やったね!
靭帯や半月板のオペが必要になったら、このまま膝が曲がるようにならずにバイクに乗れないと宣告されたらどうしようかと不安で、今回はゆかりぬいにお供してもらいました。サンキュー。
大槻ケンヂだってブースカぬいがいつでもどこでも手放せなかったらしいから、何もおかしいことはない。いいね。
症状の正体がわかれば不安の半分以上は無くなるなぁと実感いたしました。
私は比較的スムーズに受診できましたが、本日の膝外来の待ち人数は受診終了時でなんと132人!待合室はお年を召したご婦人のサロンと化していたり、いやはや膝はガタがきやすい部位なのだなあと思いました。
私も年取ったら外来オフとかやるようになるのかなあ。やだなあ。
次回は腫れがマシになるであろう2月の頭に再診です。
ここでちゃんと脚が動かせて、医師のおkが出たらバイク解禁しようと思います。と言っても寒いんでしばらくは引きこもってそうですが。
折しも緊急事態宣言で何もできない時期なので、しばらくはのんびりして、行きたいところリストでも作っておこうと思います。
色々落ち着いたらまた遊んでくれると嬉しいです。
あ、今年の目標は、温泉ソムリエを取って東北の名湯を回ることです。もちろん、名酒めぐりも欠かしません٩( 'ω' )و