膝手術レポ~ワイとご飯とMPFL~
ついに一昨日より始まりました入院生活。
昨日は手術日で、膝に関節鏡を入れてぐらぐらな膝の皿を固定していただきました。
どれくらいぐらぐらかというと、こんな感じ
【微グロ注意】膝のお皿が外にコキコキしてるのわかる?
— しゃるどね@膝の靭帯再建した (@Chardonnay_bike) 2021年12月22日
明日でこのゆるゆる亜脱臼の日々ともお別れだ!!今までよく頑張ったぞ...(´・∀・`)#MPFL再建術 #反復性膝蓋骨亜脱臼 #膝蓋骨不安定症 pic.twitter.com/h9r6oGKZcv
膝がまっすぐ上がらない!体重かけると痛い!あとなんかめっちゃ音がする!!
これのせいで走れないし階段の上り下りはびっこひきになったりと、結構日常生活とスポーツが制限されている感じでした。
手術前日の話
前日は9時に入院手続きをし、病棟の案内やら身体計測やらがあり、あとはひたすらご飯を食べたり筋トレをしたりするなど。ご飯は美味しい。とてもラッキーですね。
そして、手術する側の脚に印をつけてもらいます。
これ間違ってたら洒落になりませんからね。右脚ヨシ!
病棟は21時消灯6時起床とかキャンツーでもそんな寝るの早くないよ・・・というスケジュールです。
夜ご飯後に、OS-1と翌日8時までに飲まなくてはいけない清涼飲料水を渡されました。
なお、この日の夜ご飯を最後に38時間絶食となります。
手術当日の話
さすがに筋トレとかはしませんでした。
そして、この日の朝の私は、「え~夜ご飯は食べられるでしょ~?」と余裕ぶっこいていました。翌日の朝まで飯抜きだとも知らずに。
11時頃に手術開始となる予定だそうですが、点滴針をぶっ刺されて固定されずに放置、呼ばれる30分前まで術着が来ないなど、人手不足をうかがわせる感じでして。
そこそこに大きくて有名な病院なのですが、こんなところでも看護師不足って深刻なんだなあと神妙になってしまいました。
これは術前の装備です。手術着・点滴針・白ニーソならぬ弾性ストッキング。
して、手術に呼ばれ、看護師さんと手術室に向かいます。自分で手術台まで歩くの憂鬱ですね・・・これになった気分でした。
手術室って初めて来ましたけれど、結構緊張感漂う異様な空間で、これだけでもパニックになっちゃう人ってそこそこいるんじゃないかなって思うのでした。
自分で手術台に上ると、和痛するための硬膜外麻酔の針を背中に入れられたりするなどしまして、これがまたうら若い看護師さんの匂いを全力で嗅げるような体位でぶちこむのでちゃんとできたのですが、
点滴針からシリンジで生理食塩水をぶちこまれる段に至って、激痛ががが。。。
「あでっ!痛!!オォン!!」とか吠えてたら、看護師さんが一言
「ルート取り直しですねー」
左腕に刺さっていた針を抜き、右手の甲で点滴挿し直しとなったのですが、これがまためちゃくちゃに痛いくせに入りません。
看「・・・緊張されてます?」
ワイ「すっごく」
看「血管もめっちゃ緊張してます」
ということで、麻酔吸入後に点滴の抜き差しは行われたのでした。なんかごめんなさい。
ちなみに麻酔ガスは駄菓子っぽい味がしました。どうでもいいけど。
目が覚めると手術終了しており、回復室に移動します。大体2,3時間ほどでしょうか。
麻酔が覚めると皆さん変なことを口走るらしいのですが、これがまた、確かに酩酊状態に程似ており、
"Is the surgery succeeded?"(手術は成功なんです?)
「うわー大丈夫ですか、昼時にすいませんね、ちゃんとお昼取ってくださいね」
となどと口走って全部覚えているという。。
なぜ英語、そして何に気を遣っているんでしょう・・・
手術後の装備はこんな感じです。
弾性ストッキングとなんかモインモイン動いて脚を揉む血栓予防の機械・尿道カテーテル・ブドウ糖と抗生剤の点滴・硬膜外麻酔の管・手術直後は酸素マスク
帰ると3時間は身を起こすのは禁止。そして看護師さんからまた絶望の宣言が。
看「今日はご飯なしお水のみですねー」
ワイ「えっあのっ このバナナ豆乳もダメですか」
看護「そうなんですよー明日の朝からですねえ」
絶望のタイミングでやってくる食事ワゴン!見せつけられ身をよじる患者!これがスシトーチャリングである!
こうしてTwitterで飯テロを食らいつつ、無職転生を見ながら長い夜が始まったのでした。膝から何か生まれるんじゃねえかってほど痛みます。硬膜外麻酔入れてても痛いもんは痛いですからね!!
膝の話、続く。